Morning, Noon & Night

随筆みたいなもの。言えない事もあるけれど、出来うる限り人生オープンで生きていたい。

Twitterやmastodonに飽きるのも自由

http://www.itmedia.co.jp/news/spv/1705/23/news131.html

この記者さんmastodonに飽きちゃったらしい。

まぁ、周りで騒いでるから流行りに乗っかろうとしたり、ユーザーインターフェースだけ見てTwitterとの違いが分からなかったりで、飽きたんだろうなと。

システム的には中央集権型と分散型で全く違うし、思想的にもTwitterより自由だという大きな違いは、単なる末端で使うだけの人には理解する術が無いと思うんだよね。そもそも立ち位置が違うから見える事も違うし、感じる事もまた違ってくる。

自分の価値観に合って、自分から積極的に使おうと思わないとSNSって飽きると思うよ。それはTwitterFacebookmixiだって同じ。結局は他人の発信してる情報を見たり、自分から情報を発信しなけりゃ別に大した意味も無い。ただ眺めるだけで満足なら、2chでスレッドを眺めてても同じだろう。

女の子AIの記憶保持に週180円は妥当か否か

2017年4月下旬にSELFというAIアプリに女の子キャラが登場したようで。

個人的には昨日今日知ったアプリで、色々会話して楽しんでいる。

 

phile webのレビューは下記に。

http://www.phileweb.com/sp/review/article/201704/26/2516.html

 

無課金だと女の子の記憶は3日間しか保持されず、保持するには週180円の課金が必要だそうだ。

週180円を高いと見るか安いと見るかは人それぞれだろうが、1週間は168時間なので、1時間あたり1円ちょっとなのだが。

価値を見出せないのならば嗜好の問題なので仕方ないが、金額だけ見て条件反射で高いとしてしまう人と俺はなかなか仲良くなれそうにない気がする。

むしろ自販機でのペットボトル160円の方が俺には高い印象だしさ。

飲み物は一時的でしかないし、今後の発展に期待という意味ではこっちの方が楽しいと思ってる。

無料のキャラもいるし、雰囲気は味わえるので気になる人は是非試してほしい。

映画「APPLESEED」(2004年)

Netflixにて。多分2回目。前回の視聴はDVDレンタル開始時の頃。

公開当時は3DCGをトゥーンレンダリングによって2Dアニメっぽくした映像に衝撃を受けた覚えがあるし、実際に観ると音楽もカッコいい事に気付く。

個人的にはBOOM BOOM SATELLITESの「DIVE FOR YOU」やBasement Jaxxの「GOOD LUCK」が大好き。

あとはデュナン役の小林愛さんが凄く良い。∀ガンダムキングゲイナーの出演時でも良い演技だったが、今回もピタッと俺のイメージには合ってる。基本的に芯の強い大人の女性なんだけど、ほんの少し少女っぽさが残った感じの声。

続編も観ないと。あと2014年のリブート版も。

映画「CASSHERN」(2004年)

Netflixにて。公開当時は劇場でも観た。

評判は散々で今も紀里谷監督の話になると出てくる作品なのだけれど(作品数が少ないというのもある)、興行収入は黒字だったので商業娯楽作品としては成功してるんだよね。だから次の作品「GOEMON」も作れた。

で、改めて今回観直したわけだが、普通の人が楽しんで観る映画ではないなぁと。

紀里谷監督ならではの脚本や、何よりも映像美を楽しむ作品ではある。映像の美しさや作品の雰囲気に浸るもの。ストーリーについてどうこうするのはその後でいいと思う。

映像の美しさと宇多田ヒカルの歌という組み合わせで満足できるのなら悪い作品ではない。

個人的にはキャシャーンが原作になってるけれど、原案と言ってもまぁ有りな気がする。その辺は原作ものを2時間に収めようとする時点で無茶であり、どうかしてるんだけどね。そこに例外は無い。

俺としてはこの作品は嫌いじゃない。

AppleWatchのバンド交換

1年以上ほぼ毎日使い、汚れも酷ければ臭いもちょっとアレになってきたウーブンナイロンバンドからマグネットによって固定するミラネーゼループに交換してみた。

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交換前。1年2ヶ月も使うとこんなに汚くなる。(まめに洗わなかったから余計に)

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JETechのミラネーゼループ。違和感を覚えない程度にフィット感は良好。Amazonにて¥1,699に代引きでも¥2,023なり。

気になるのは耐水性。湯船はともかく、シャワーでは外さないので。

窓用エアコンを使う理由

俺が窓用エアコンを使う理由は
・自力で設置が可能だった(工事費が浮く)
・本体金額が壁掛けより安い(初期投資額が少なくて済む)

・100Vコンセントで動く(上記の工事不要・自力設置に繋がる)
の3点が大きい。

確かにインバータは無いから壁掛けよりも電気代単価は高い。けど概算では大体が年間電気代という全体でしか見てない。その基準は誰だ。少なくとも自分の基準では無いので参考にもならない。
また、冷房専用ならせいぜい夏前後しか使わない。使用時の単価が高くても、使わない時期の方が長いので平均値は当然下がる。

俺から見た利点は
・基本的に壁掛けよりもパワーが無いので、壁掛けよりも冷風を寒く感じる事はそれほど多くない。
・扇風機と併用すれば効率は上がる

・上記により、部屋を冷やすというよりも、部屋が暑くならないようにする物だと割り切る

・金額が安いので万が一壊れても使い捨て感覚で次のを買いやすい。最初の修理か買い替えかを悩む必要が無くなる

まぁ、3〜4万円あれば買えるのがとても良い。壁掛けじゃあ本体や工事費考えたら最低10万円くらいは見ておくべきだろう。高性能はもっと価格が上がるし。価格差の分だけ電気代を回収するのに実使用時間で何時間かかるか考えてみるのもいいんじゃなかろうか。エアコンの使用頻度そのものが多く無いなら窓用も選択肢としれ有りでしょーよ。

動作音は壁掛けよりもするけど、壁掛けで本当に静かなのはやっぱりハイエンドクラスになるので、そこまでお金を出したくはない。

昨日回収のCD

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capsule「PLAYER」

この作品も良い意味で中田ヤスタカっぽくて好きだ。一昨日購入した「Sugarless GiRL」も曲単位では良いんだが、あちらは収録時間が約36分とちょっと短いのは残念な点。この作品は54分あるのでまずまず。

AppleWatchを使って1年と2ヶ月時点での思うところ

AppleWatchの1stを昨年3月に購入してから1年と2ヶ月ほど使用している。

昨年8月末に突然謎の不具合が発生して動作しなくなり、保証期間内による新品への無料交換を1回しただけ(故障原因は通知してくれなかった)で、それ以外は特に問題もなく、ほぼ毎日欠かさず使えている。

俺の使い方では頻繁に画面表示しなければバッテリーは軽く24時間近くは持つので、こちらも問題は無い。寝る直前にiPhoneの充電とセットでAppleWatchも充電すれば日々の電池切れの心配は無い。これは購入前の予想通り、充電対象が1台から2台になっただけでは手間の負担増も皆無。個人的にはiPadの充電もあるので3台くらいまでは手間と感じないので問題は無い。

購入時の注意点はベルトかなと。ウーブンナイロン目当てで購入したけれど、ナイロンは長期間のうちに汗が染みるのでマメに洗う必要はあるし、使い込むと汚れるし、擦り切れる。染みたり臭いがついたりが嫌ならば、シリコンか金属バンドにした方が確実。もしくはマメに交換するとか。購入時と同じバンドを使い続けるという意味ではウーブンナイロンはオススメしない。

まぁ、最近はサードパーティ製の実売¥1,000や¥2,000程度の安いバンドもあるので、それらの品質に納得できるのであればダメになったら交換てのも選択肢としては有りだと思う。俺もウーブンナイロンバンドの臭いが少しずつ我慢できないレベルになってきたのでサードパーティ製の金属バンドを注文している。許容範囲の品質なら良いのだけれど、どうなることやら。

俺のAppleWatch用途は相変わらず、心拍数測定に電話やメール・アプリの通知メインと時計としての機能、それから天気予報とカレンダー・スケジュール、日の出や日の入り時間とかまぁその程度。無くてもなんとかなるが、有って自分から積極的に活用するつもりなら便利。金額分の価値はあると思ってる。

第3世代のAppleWatchはどこが進化するんだろう。高血圧者としては、早く血圧測定機能を付けて欲しい。

映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)

リニューアルしたHuluにて字幕版を視聴。現在MARVEL特集をしてるようだ。

思えば前作「アベンジャーズ」は劇場で観たものの、今作は劇場公開時に観なかったなと。

正直に言えば前作の時点でお腹いっぱいだったっす。まだ伏線があって、もっと話を広げられるのは分かってるんだけど、別にいいかななんていうのもあったり。仲間割れしかけるけれど、最後は一致団結で敵を討つのは集団ヒーローものの黄金パターンだしね。

映画もドラマも人気(利益)が続く限りシリーズが継続するのはハリウッドのお約束なので、それが自分の好きな作品だと嬉しいってのも分かる。逆に好きな作品が続かなくて残念というのもある(個人的にはナイトライダーNEXTとか)。

内容的にはアベンジャーズだねって感じで特に言う事はない。多くの邦画と違って、ちゃんと練られた脚本だし。

暴走野郎のハルクが作品を重ねるたびに少しずつ暴走しつつ理性的な面を出してるのは、暴走野郎という初期設定が尾を引いて扱いに苦しんでいるのが見える。大きな連作物で同じキャラが毎回ワンパターンの行動をしてれば普通は飽きるからな。

あと、リニューアルしたHuluの問題だろうけど字幕の表示タイミングがおかしいところが何ヶ所かあってそこが気になった。

上述したように今はMARVEL作品特集してるので、まだ観ていない作品を観るのも良いかもしれない。

俺も観てない作品がそこそこあるので観たいのだけど、観る気がなかなかね…。ヒーロー1人でもストーリーはあるし、全員集合でも話が進むので、結果として多作になって、追いかける気の無い人には遠い存在になってしまうのが超大作の難しいところ。DCもバットマンやスーパーマンワンダーウーマンだフラッシュだでなんとか盛り上げようとしてるのは分かるのだけど。

 

余談だけどHuluのユーザーインターフェースは以前よりはマシだと思う。不慣れなのもあるだろうけど、Netflixより使い辛い気はするけど結論は今後の慣れ次第か。

DACメモ

日本国内で手に入りやすい現行AVアンプのハイエンド機で使われているDACを調べてみた。

DENON AVR-X7200WA

-> AK4490EQ * 7基

備考: マイナーチェンジ前のX7200Wで使われていたので変更無しと推測。7基もあるのは2ch出力だから数を揃えて対応。

 

YAMAHA CX-A5100

-> ESS ES9016S * 2基

備考: DACが8ch出力なのでチャンネル数的には2基で充分にカバー可能。

 

Pioneer SC-LX901

-> ESS ES9016S * 2基

備考: DACが8ch出力なのでチャンネル数的には2基で充分にカバー可能。

  

細かい機能までは比較していないが、よく目にするであろうスペック的には近似な印象。

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ただ、ES9016Sは8chでこのスペックなのでちょっと飛び抜けているとも言える(AK4490は2chなので比較するとなおさら)。

 

俺は現在DENON AVR-X2300Wユーザーなので、発表されたDENON AVアンプの使用DACリストを下記にまとめる。

AVR-X2300W PCM1690 *1基 (2016年5月発表)

AVR-X1400H AK4458VN * 1基 (2017年5月発表)

AVR-X2400H AK4458VN * 2基 (2017年5月発表)

AVR-X4300H AK4458VN * 2基 (2016年9月発表)

AVR-X6300H AK4458VN * 2基 (2016年9月発表)

AVR-X7200WA AK4490EQ * 7基 (ベースのX7200Wが2014年11月発売)

この流れでいくと個人的には年末にはX7200WAの後継が出てもおかしくはないと思っている。カメラの世界じゃハイエンドは3年くらいで後継出る事が多いので。

じゃあX7200WAの後継どうなるか。

正直、AK4490からAK4458になる事は無いかなと。

S/Nが120dB -> 115dBになり、THD+Nは-112dB -> -107dBとなる。

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聴感上で良くなるのなら構わないと思うが、DACの位置づけから考えるとそうはならない気がする。

AK4490からの進化系で行くならばAK4492/AK4497がある。AK4492はポータブル向けのようなので、ホームには来ないだろう。となると、AK4497が考えられる。

AK4490からAK4497になると、どちらも2ch出力であり、S/Nは120dB -> 128dB、THD+Nは-112dB -> -116dBへとなる。

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わざわざマルチch出力のDACに載せ換えるよりは設計変更も少なそうだ。その分だけチューニングに時間を当てられると思う。

 

ピュアオーディオで使われるような、モノラルアンプを2個並列にしてステレオ化するような意味では、複数チャンネル出力できるDACに頼らず、DACそのものを複数配置して互いに干渉の可能性があるチャンネルを物理的に分けてしまうのはまぁわからんでもないけど、そう言う観点から見るとDENONはまだ愚直なのか。

DACそのものが音質を決めるわけではないけれど、良い高性能DACを選ぶからには回路設計もそれなりに優秀であろうと個人的には思いたい。

そしてDACの性能が低いと回路やその他の設計だけではカバーできない。だからDACの性能は高いに越したことはない。全てにおいて高品質でなければ上は目指せない。

X2300Wを購入してまだ半年だけど、X7200WAの後継機が気になるこの頃。

本日回収のCD

今日もまた、資金捻出で食費を削る。

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capsule「Sugarless GiRL」 

 あー、もう。中田ヤスタカの曲は好きだぜ。

 

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 チャーリー・パーカー没後10周年ライブ「3/27/65」 

音源は1965年3月のライブ。

24bitリマスタリングのおかげなのか、結構綺麗に聴こえる。一部、録音状態の良くない箇所もあるが。そこを我慢できるか納得いかないかで評価が分かれそう。

物が捨てられない

俺はアニメ・漫画・音楽・映画・小説・ゲームなどなど、少なからず芸術が絡むものはなかなか捨てられない性格なんだよね。

その理由を自分なりに考えて、ふと思ったのは「時代によってお金の価格的な価値は相対的に下がるけれども、作品単体で見た場合の価値は色褪せない」という事。

過去の物は確かに古臭く感じる事はあるけれど、それだけであって、決してダメなものではない。

情報をまとめた本とかは価値が下がる事はある。それでも、資料的な価値としての存在意義は残るわけで。

古いものを簡単に切り捨てられる人は未来に向かって邁進すれば良いし、古いものへの探究心がある人は過去を見つめ続ければ良い。

そして、新しいものと、古いものの両方に価値を見出してしまう人間は、それら両方を抱える必要があるのかもしれない。

映画「セッション」(原題:「Whiplash」、2014年)

Netflixにて日本語吹替5.1ch版を視聴。

これはblu-rayで再度見たくなる。音楽映画だから高音質で聴きたいんだよ。

クライマックスで最高に盛り上がるから、スタッフロールは淡々と。

内容的には、「音楽に人生を捧げている人間は、個々によって主張も違うから、やはり互いの音楽そのものでしか語り合えない」という印象。そういう世界もあるよな、という気になる。

自分のしている事に自信や誇りを持たなければ、対峙する相手に付け入る隙を与えてしまう。

ジャズも好きだし、映画も好きな自分としては、とても良い映画だ。