Morning, Noon & Night

随筆みたいなもの。言えない事もあるけれど、出来うる限り人生オープンで生きていたい。

最近観た映画「死体の人」

shitainohito.com

 8月11日(金)、茨城県那珂市のあまや座にて鑑賞。

 唐田えりかが目当て。数年前のスキャンダルで名前を知り、ふと昨今、どうしてるんだろうという興味本位から演技を観てみたくて。

 

 映画の内容について、好きなことを仕事にしているが、それ一本では食べていけない、それでも好きだから続けている。という人には響くものがあると思う。

 この手のテーマになると、効率やコストパフォーマンスで人生を生きている人には理解されないだろうなといつも感じてしまう。好きだからしている、という理屈よりも先に感情を優先するタイプの人がやがて行き詰まるであろう、年齢と現実のギャップ。20代や30代は夢を追っていいかもしれないが、40代や50代になっても追い続けている人はふとした時に他人と自分の人生を比較して色々考えて迷ってしまうとこれが精神的にとてもキツイ。いくら自分で選んだ道とはいえ、結果として上手くいっていないのが客観的に厳しい評価の一因となる。その時、どうするか。

 そういったものを考えさせてくれるきっかけになる。

 あとはまぁ、ヒーローとヒロインがくっつくのかと思いきや、くっつけないのが個人的には予想外。安易なハッピーエンドにしたけりゃくっつけそうなものだが、それをしなかったのはストーリーとしては良いと思う。

 

 ちなみに、茨城県内でロケしたシーンがあるそうで。

 自分が把握した限りでは、劇中内のライブハウスは水戸のclub sonic mito、病院は日立の聖麗メモリアル病院、あとは水戸市内の桜川沿いの道とかが出てたと思う。正否はわからんので気になる人は君の眼で確認してくれ。