Morning, Noon & Night

随筆みたいなもの。言えない事もあるけれど、出来うる限り人生オープンで生きていたい。

2019入手CD_11月

「一応の水準で鳴っているなら、装置に金をかけるよりレコードを1枚でも多く買いたまえ、名曲を聴きたまえ。さんざん装置に金をかけた私が自分の愚かさを痛感して、これを言う。」

「どんなレコードを所持しているかは、どんな装置を持っているかより、はるかに恐ろしいことを銘記してほしい。君の部屋で鳴っているのは装置の音ではなく、きみの全人生、音楽的教養そのものの音だ」

「若いうちにこそ、できるかぎりいい音楽を聴きこんでほしい。俗曲なぞ年をとればいくらだって聴けるのだから」五味康祐

 これを書いているのが12月13日。11月末頃から体調崩れて先延ばしにいていたら更新が遅くなってしまった。まだ本調子ではない。

 11月はちょこちょこと購入。厳選というわけではないが、自分の購入価格ラインにアンテナが引っかかったものを優先的にピックアップして買っている。価格を気にせず買えるようになりたいものだ。

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Paul Desmond「Glad To Be Unhappy」

 Spotifyでぼ〜っとJAZZを流していたら、ガシっとハートを掴まれた曲が A Taste Of Honeyだった。曲自体はどこかで聴き覚えがあり、記憶の片隅にあったのだが、ここで会うとは。という事で注文。アルバムのタイトルも「不幸になって嬉しい(直訳)」と、皮肉っている感じが素晴らしい。

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the Indigo「Indigo suite Best Indigo Music」

 歌声や曲の雰囲気が好きなのだが、現役で活動していた頃でも知名度的にはなかなか厳しい部類だったと思う。Wikipedia情報でも2000年代前半の時期でオリコン2桁の中で後半あたりだから。

 現在は活動休止と再開のどちらの状態なのかわからないくらいに最近動きがないように見えて残念。

 まぁ、手に入る作品は少しずつ収集していくつもり。好きだからな。

 1曲、「BLUE」という曲を紹介する。

www.youtube.com

 ほどほどのテンポ感によるノリ、若干のアンニュイさが残るボーカル、そして楽器の音数が少ない事でボーカルの邪魔をしていない上に楽器の存在感は残している。俺の中では丁寧に練って作られた曲に聴こえて好印象。もしこの曲にビビッと来た人は掘り下げて欲しい。他の曲も割と気にいると思う。

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伊藤かな恵「ココロケシキ」

 唯一無二の感があって、良いのだ。個人を活かしているアルバムは的確に作られていれば素晴らしい。

 俺の中では伊藤かな恵というと、デビュー間もない頃の「しゅごキャラ!」や「大正野球娘。」の印象が強い。あれから何年かはここでは考えない。

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ゲド戦記サウンドトラック

 正直、映画は未だ見る機会が無い。しかし、手嶌葵の「テルーの唄」と、通常のCDではなくSACDだという事に価値を見出したため購入。 

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上原れな「Emergence」

 既に1枚持っている。が、元々好きなのもあり、SACDハイブリッドだし、予備とするか、布教用もしくはプレゼント用にと確保。

 未だ復帰の話が全く聞こえてこないのが残念だが、こればかりは気長に待つしか無い。過去の業績はこうして形として残っていて、いつでも鑑賞できるわけだし。たまには生存報告くらい欲しいなと思うこともあるが、あったらあったで復帰に期待を持ってしまうから、復帰が確定するまでは音沙汰ないほうが賢明なのだろう。多分。

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上原ひろみ「Spectrum」初回限定盤。

 水戸芸術館でのコンサート物販コーナーにて購入。

 既にSACD盤は持っているが、CDとのハイブリッドではなくSACD層オンリーなので通常のCD再生機器では対応不可のためCD盤も買った。初回限定版はボーナスCDに前ソロアルバムの「Place to be」のライブ音源が収録されているのでそちらが主目的。

 

今月6枚

2019年 合計43枚