Morning, Noon & Night

随筆みたいなもの。言えない事もあるけれど、出来うる限り人生オープンで生きていたい。

米澤美玖 in 水戸ガールトーク(2019年7月15日(月・祝日))

 米澤美玖が水戸に来るというので行ってきた。

 ガールトークさんに行くのは昨年のユッコ・ミラー以来、2度目。もっと通えるようになりたひ…。

 俺がどういう経緯で米澤美玖を知ったのか。そもそもは今年の3月頃だろうか、キャンディ・ダルファーのアルバムを購入し、通っているオーディオ屋のマスターと女性サックスプレイヤーの話になり、「(積極的に情報収集していないのもあるけれど)女性でテナーサックスがメインの奏者って記憶に無い。むしろ知らない」といった内容の話をした記憶がある。

 その話はそこで終わったわけだが、その後、ゴールデンウィーク中盤頃だったか、その日も何の気なしにSpotifyで適当にジャズ中心で音楽を聴いていたら、新着オススメで出てきたのが米澤美玖のメジャーデビューアルバム「Exotic Gravity」だった。黄色ベースのアルバムジャケットに惹かれて再生したところググイッと引き込まれた。調べたらテナーサックスがメインだというし、個人的にはタイムリーなところに突然現れたのでインパクトは大きかった。以降はたまに情報をチェックしていたところ、水戸に来るという情報をキャッチしたので即予約。

 ライブはとても良かった。サポートメンバーも文句なし。「良かった」と「最高」「楽しかった」くらいしか言えない自分の語彙力の少なさを嘆く。俺は楽器奏者じゃないので技術に関しては「凄い」くらいしか言えない…。

 テナーサックスという楽器の音や、当人の個性もあるのか、攻撃的とまではいかないが改めて攻めの印象を受ける演奏。メジャーデビューアルバムだからなのか、インパクトを与える必要があるアグレッシブさを感じた。メジャーで生きるにはもっと知名度上げないといかんからな。

 演奏してる姿は、身長とテナーサックスの長さ比率がざっくり2:1くらいで、振り回されずに御しているのが印象に残った。

 個人的なハプニングとして、ライブ開始前に座った席の目の前にあるギターがスタンドではなく店内の柱に立てかけていたのを見た時点でなんとなく嫌〜な予感がしていたのだけれど、第一部終わり頃にカーブドソプラノサックスを演奏しながら移動して目の前に来たとき、つまり立てかけているギターの前で演奏してる最中に嫌な予感がピークに達したので警戒モードに切り替えて聴いていたところ予感は的中。軽く接触してギターが倒れた、のだけれど警戒していたので咄嗟に手を伸ばしキャッチ。立てかけ直したのでハプニングを防げた。セーフ。

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※手前の方が社長兼物販担当兼ギタリスト兼運転手らしい…

 トークは予想した以上に割とゆるふわで面白い。ぜひともユッコ・ミラーと共演して欲しいなと。ゆるふわvsきゅるぴかのトークがちょっと見たい。不思議ワールドが現れるのか、両者意外と根は真面目っぽいから相手に合わせて普通の会話になっちゃうのでは…と勝手に予想している。

 そして物販。本当は「Exotic Gravity」のみ購入予定だったのだが、予定を変更して「Dawning Blue」も購入。

 ここからは妄想という名の余談。

 今回のライブ中に自分から年齢を言っていた。商業音楽業界は分からないが、実力はあるし、サポート実績もある中で、年齢を考えると満を持してのメジャーデビューなのか、はたまた割とギリギリに近いタイミングでのメジャーデビューなのかなーと。明確な根拠は無い。まぁ、日本人ジャズプレイヤー、特に異性を応援したい俺としては今後も応援するのみ。

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