俺と音楽CD. MILES DAVIS「Kind of Blue」
個人的に聴いてみて欲しいアルバムを紹介するコーナー。久々。音楽そのものへの造詣が深くないので楽曲や演奏者の解説とかはしません。
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MILES DAVIS「Kind of Blue」
1. So What
2. FREDDIE FREELOADER
3. BLUE IN GREEN
4. ALL BLUES
5. FLAMENCO SKETCHES
*6. FLAMENCO SKETCHES(ALTERNATE TAKE)
*BONUS TRACK NOT ON ORIGINAL LP
新年明けて1発目は「Kind of Blue」。知っている人は知っている、おそらく世界で一番売れた(現在も売れているというべきか)、JAZZアルバム。
好き嫌いは別としても、JAZZというものの歴史を語る上で欠かせない作品。販売枚数というビジネス面でも然り、音楽性という意味でも然り。よって、JAZZというジャンルが好きならば遅かれ早かれ、聴くのを避けては通れない存在でもある。
聴けば一発でわかるが、気分の高揚とともに興が乗ってガンガン即興演奏をするスタイルのJAZZと全く違う。正反対。むしろお互いの出方を探っているような印象すら受ける。
昨今のテンポが早くて音の数が多い曲ばかりを聴いていると、こういう曲は新鮮に感じるところもあるだろう。もしくは地味でつまらないと感じるか。
ただ、単にJAZZを知りたくて最初に聴くものではないと個人的に思う。1曲目のSo Whatのイントロでピンと来ない人にとっては、とっかかりとしてそれほど適していないだろう。