好きか嫌いかで言えば、好きになりにくいPS4版ドラクエXIのシンボルエンカウント
シンボルエンカウントで敵に気づかれる前に仕掛けると戦闘前に先制ダメージを与えて戦闘に突入。
左のやつが個人的に問題のキャラ「ズッキーニャ」。表情がイカしてる。
こいつを倒すと…
こうなる。自分の槍が刺さって死ぬ。
改めて試してみて気づいたけれど、この倒されるシーンは1秒未満くらいで時間的には長くない。おそらく戦闘のテンポも有るから長時間表示しない配慮はされているようだが、例え一瞬でも目に捉えてしまうと俺の中ではおよそドラクエとは思いたくないエグいシーンにも見えてしまう。それは俺がドラクエに対して勝手に持っているイメージがあり、それとの不一致で違和感になるだけの事とも言える。
シンボルエンカウントって事は自分から先制攻撃を仕掛けて、モンスターを殺戮してアイテムやお金の略奪が目的だろう。という認識もあるので。
他のRPG、例えばFF XVもオープンワールドだからシンボルエンカウントだけれど、モンスターは凶悪そうなデザインなわけで殺す事への抵抗は比較的少ないんだが、ドラクエの凶悪ではないある種の牧歌的なデザインのモンスターだと逆に妙な生々しさを俺は感じてしまう。多分、殺し足りないんだろうな。だから慣れていないのだろうとは思う。
なぜか今回のドラクエXIに関してだけ変に拒否反応が強くて、自分でも上記の理由以外よくわかってない。謎。
ドラクエVIIIの時はここまでのものってあったかなと考えたのだが、最後にプレイしたのは12年以上前だから思い出せない…。
オープンワールドでシンボルエンカウントはある種当然なので(ランダムエンカウントで戦闘画面への切り替えなんかしたらフィールドへ戻る時にもけっこうな長時間の読み込みが発生してしまう)、解決策は難しい。グラフィックの質を落としてメモリ容量を削減し、フィールド用と戦闘用でオンメモリにできるならそこそこ切り替え早いかもしれんが、そうなるとゲームデザインの段階で考慮しなくてはならなくなる。
なんとも言えない後味の悪さを感じながら、俺は慣れるまでこのズッキーニャをひたすら殺し続けるのだろう。多分。この先も同等以上のシーンを見ても続けられる耐性をつけないとクリアなんてできねぇ。
ゲーム全体としては面白いだけに、自分にとって引っかかる箇所が逆に目立つ。