TV番組
TVにかじりつかなくなって軽く10年以上経つけれど今も不便さは感じない。むしろSVODが普及し始めた事で好きな時に好きなものを好きなだけ見られるHuluやNetflixなどの有難さを感じる。
TVにはTVの良さがあるのも事実だし、それが好きな人もいるのだろう。それが自分には合わないだけのことでもある。
個人的に見たいTV番組なんてのはニュースやドキュメンタリー、学問系などの知的好奇心を満たしてくれるものであり、まぁせいぜいTV番組全体の2割にすら届かないだろう。1割あるかな?
ワイドショーやバラエティにドラマなんかは、別に見なくても問題ないし、というのもあったり。
ニュースがあった事を伝えるだけで充分なのに、TVで見た事はあるけれどよくは知らないどこかの誰かがコメントしたところで「はぁ、そうですか」くらいしか感想が出ず。
バラエティにしても昔のように予算ぶっ込んで全力でバカなことをやる番組も無く、刺激が無い。大人しくコントをやったりトークに終始するのはまだいいとしても、なんでこのご時世にクイズ番組をやったりしてるのかの理由も分からない。それもまた自分がTV番組に求めているものではなく。
ドラマも同様で、つまるところ刺激が無い。比較するならばまだ海外ドラマの方が刺激的だ。
結局のところ、時代の変化で番組内容も変化し、自分が昔の感覚を求めているから齟齬が生じてしまってるんだよね。
TVは一方的に送りつけてくるものとしては今も昔も変わらないわけで、受ける側が無理に合わせる必要も無い。だから俺はTVから離れてしまったのだな、と思う。1割か2割のために、残りの8〜9割を犠牲にするつもりもないし、そこまでするほどのものかなと。
与えられるものをただ享受する人にとってはありがたいツールなんだろうけどな。何もしなくても何かは得られるのだから。
たまには見るのだろうけれど、たまにしか見ないだろうなぁ…。