Morning, Noon & Night

随筆みたいなもの。言えない事もあるけれど、出来うる限り人生オープンで生きていたい。

神田松之丞と伊集院光と爆笑問題と

 神田松之丞とかいう人が伊集院光に振られた、みたいな話を見たので話の流れを追いかけてみた。

 意訳で書いてるので気になるならちゃんと聞いて確認を。

1.とらじおとに神田松之丞がゲスト出演

※2019年10月17日 リンク切れにより削除

 

2.神田松之丞、2018年10月14日の放送で本の対談で伊集院光と話をした話と、爆笑問題 太田光と話ができなかった話をする。

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 3.伊集院光、2018年10月15日放送でリスナーからの質問にて。

リスナー「神田松之丞は伊集院光の話をしているのに、伊集院光は神田松之丞の話をしないのはなんでですか?」

伊集院「面倒くさい」

伊集院「(とらじおとに)ゲストで来たのにこちらの質問をさせず向こうの質問ばかり。「今度は対談で」という話で呼ばれて行ったら、また質問ばかり。話が違う」

※2019年10月17日 リンク切れにより削除

 

4.爆笑問題が出たTVブロスの表紙に、「写りに修正しすぎ」「50過ぎてTシャツ」「バックがピンク」「若いなぁ」と言った神田松之丞に太田光が「とうとう悪口に。悪口に芸が無い。工夫も何もない。誹謗中傷だよ。なんなんだよそれ」で、田中が「なんかは言わなきゃならないからね」とフォロー。

※2019年10月17日 リンク切れにより削除

 

5.神田松之丞、2018年10月21日の放送で伊集院光に「今後は無い」と言われた話について語る。

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 個人的な印象を書く前に、まず俺は神田松之丞という人物を知らない。俺の情報アンテナにかすりもしなかった人物だったというのと、伊集院光TBSラジオに来てからの断続的な深夜の馬鹿力リスナーである。という前提で。

 「とらじおと」での伊集院を必要以上に持ち上げたのと、ゲストという立場なのに主客転倒に持ち込んだのはまだ仕方ない感じはあった。何より1回目だし。それに対して「次は対談で」と釘を刺したにも関わらず、その約束は反故にされた。事実としてはそういう流れに見受けられる。

 伊集院のラジオのスタンスとして俺が持っているイメージは「あくまで自分で話す」というのがある。特に深夜番組ではゲストは古今まず来ていない。記録を取っているわけでもなければ全部の回を聽いているわけでもないが、平均して年に一人もゲストは来ない。

 それに対して朝の番組はゲストを呼んでいる。そちらは「ゲストを立てている」スタンスで進行してる。

 神田松之丞がどういう放送してるかはわからんけど、上記のチェックしつつ伊集院光よりの気持ちで聞いた感じでは、相手を自分のペースに引き込んで進めようとするタイプなんじゃねぇかなぁと。そこは、新進気鋭でグイグイ来てる神田松之丞と、自分の立場を弁えた上で周りに要求される役割をこなしつつ、譲れない部分は確保してきた伊集院光としては、無理矢理引き合いに出されて引っ掻き回されるのは「自分にとって損しか無い。自分は得したい」というところに行き着くのもわからなくもない。黙して語らないのは、不干渉である限りは個々で自由にすればいい、と考えてる節も感じる。

 太田光はまた別のタイプで、わざと相手と向かい合って言葉を投げ合う事で盛り上げようって節がある。田中は分かんない。あの人はモンスターだから。

 21日の神田松之丞が伊集院が「楽しかった。本当に楽しかった」と発言してたのに、なんで?と疑問を持ったようだが、そりゃあ単に質問に答えるという形式で楽しかっただけで、対談としてどうかとは別なんじゃねぇかなぁと。