Morning, Noon & Night

随筆みたいなもの。言えない事もあるけれど、出来うる限り人生オープンで生きていたい。

思うところ

 思うところというのは常にある。

 昨年末の忘年会、今年の新年会。そして昨日の新人歓迎会と、飲み会嫌いな俺としては色々珍しく会社の行事に参加している。参加せざるを得ない部分もあったりするので仕方ない。

 そもそも飲み会が嫌いな理由は諸々ある。簡潔に言えば「飲んでワイワイするだけの会に何の意味も見出だせていない」からというのが大きい。そんなんだったら勉強会という名目で参加者の気になっている物や事柄について雑談や議論していたほうが遥かにマシだと思っている。もしくは参加に使う会費の代わりに本でも買って一人で読書。それも良い。

 まぁそれを口に出しても会社の人間に求めないよう多少なりとも努めているつもりだし、だからこそ会社からの求めについても自分にとってわけのわからんものは突っ返すようにしている。

 今回は新人歓迎会という名目だったようだが、俺が顔を見たと認識できた新人は2名のみ。他は知らん。

 挨拶に来いともそんなに強く思わないし、こちらから席を立ち、顔を拝みに行くかという気も無い。縁があれば会うだろう。その程度。そう思ってしまうのは、基本的にみんなバラバラで仕事してるからなんだよな。同じ会社の人間とはいえ、一緒に仕事していないのでは単なる同じ会社の顔見知りにしかならず、それってほぼプラスにならないじゃん、と。

 俺が会社に求めるのは「家族」じゃなくて、「ギルド」であり「仲間」なんだって事はまだそんなに認知されていない感じはある。

 会話を重ねる事で見えてくる物はあるんだが、飲み会ばかりで、ゆっくり話す場が無い以上、そんな機会は無いに等しい。機会があるとしたら、せいぜい飲み会の盛り上がりが一段落した時くらいなもので、今回それが来たのは僥倖だ。それがなければつまらない普段の飲み会の一例で終わっただろう。

 アプローチが違うとはいえ、考え方の一部が似ている人間が社内にいたのは俺にとってプラスに違いない。具体案はまだ無いが、この機会を活かしたい。

 社内で一匹狼に近い立場なのは個人として考えれば気楽で良いのだが、それって単なる放置プレイに近くもある。仮に似たようなメンツを集めてグループを作るにしても、そのためには社内で自分(達)のポジションを確保する必要がある。俺が今の会社でやるべき事ってのはその辺なんだろうか。

 

 どの年齢でも、自分と同じ年齢で凄い事をやっている人は世の中にいる。個人として見た場合、自分とその人とで一体何がどう違うのか。同じ分野なら勝てないかもしれないが、じゃあ自分が勝てるかもしれない分野はなんなんだろうか。考える。探す。