Morning, Noon & Night

随筆みたいなもの。言えない事もあるけれど、出来うる限り人生オープンで生きていたい。

マランツの最上位AVアンプ「SR8012」登場(余談も有り)

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 デノンが独立chにしたので、マランツも独立chというのは別におかしくもなんともない。今や両ブランドとも親会社が同じなので。

 最終的な部品の選定はブランドごとに違うらしいが、調達部門は同じようなのでコスト的に考えても構成が似通ったところが出るのは自然の流れ。あとは音作りとかチューニングの差だろう。

 ヤマハもデノンもマランツも、ホーム向けAVアンプは筐体コンセントが3ピンなんですなぁ。2ピンでも筐体内がいっぱいいっぱいだから、3ピンでは内部スペースが足りないんですかね。それとも2ピンで充分だと考えているのか。一応、工業高校の電気科を卒業した身としてはアースは無いよりあったほうが良いと思うのだが。仮にあっても無駄だというのであれば、そもそも3ピン規格なんて存在や普及してないだろうし。もちろん、2ピンでも良いものは良いし、3ピンでもヘボいのはあるだろう。そこじゃなくて、同じ条件もしくは限りなく近い条件ならば3ピンの方が有利ではないか? と。

 2ピンでも実用上問題ないのだ、と主張するのであればもちろんその点は同意するけれど、3ピンにする事でより磨きをかけて性能向上に繋げられるのであればして欲しいとも思う。最上位なればこそなおさら。ただ、コストに直結するので金額が更に上がるし、そういう領域を求める人はそう多くもないのも分かるので、商売としては難しい。結果として、そういうのを求める人は一般民生向けのブランドではなく、高コスト・高品質・高性能・高価格の高級ブランドに行かざるを得ないのも事実。これは単に、要求を追求していくと方向は微妙に細分化されていき、少人数の集まりとなるだけの話ではある。マクロか、ミクロか、と

 

余談

 たまに価格に見合わないイカれた製品もある。個人的に最近思ったのはOPPOのUDP-205だ。筐体開けて中の基板と部品を見ただけでため息が出た。これをこの価格で売るのか、と。

 それまで売っていたUDP-203だってなかなか良い製品だと思っていたものだから、UDP-205は倍の価格でこの内容って、メーカーの正気を疑った。俺の目からすれば倍の価格とは思えないほど格が違う。噂によるとメーカーも販売店も儲けが無いという話も伝え聞いたりして、赤字で売る以外ではトントンに抑えるのが限界なのだというのも納得する出来栄え。仮に他社が同じのを作ったらこの価格で売ろうとは思わないと思う。それくらい頭のおかしい製品だと思ってる。