Morning, Noon & Night

随筆みたいなもの。言えない事もあるけれど、出来うる限り人生オープンで生きていたい。

DQ XIを遊んでRPGを少し振り返る

 PS4版のDQ XIを引き続き遊んでる。

 シンボルエンカウントの良し悪しは前に書いた通り。なかなか襲ってこないモンスター相手に、先制攻撃を仕掛けて襲いかかる勇者一行もようやく少しずつ慣れてきた。

 遊んでていて感じるのは、キャラクターボイスが無い事の良し悪しだろうか。

 声があるとキャラクターが独立してると感じるし、プレイヤーの見えざる手によってキャラクター達の行動を決める事でストーリーを観客目線で見える。使い古された言葉で言えば、インタラクティブ性のあるドラマや映画みたいなもの。

 声が無い場合も基本的には同じだが、キャラクターの声を想像する余地が生まれる。そして声が無い事でプレイに没入できるメリットはあるかな、という気がしている。BGMとSEのみだと、これに音声が加わるよりも集中できるてるなと個人的な実感がある。

 キャラクターに声が無い事で、キャラクターが必要以上に出しゃばらずストーリーに集中できるんじゃないか。ストーリーに沿ってキャラクター達が盛り上がっても、プレイヤーである自分がついていけずに置いてけぼりをくらう作品もある。

 キャラクターに声はあるがストーリーにも集中できるRPGとしては「いけにえと雪のセツナ」も入るのではなかろうか。雪の世界で、BGMはピアノ曲のみ(ほぼ全部)、音声は戦闘中だけだったかな。というシンプルさが逆に個性となってる。こちらも現在プレイ中。時間が足りない。

 あとはまぁ、カットシーンの多さだろうか。ドラクエと言えど要所要所でカットシーンが入るのがなんとも複雑。VIIIの時はカットシーンが多かったのか少なかったのか思い出せない。軽く12年は前だからな…。

 でも、洞窟で竜と遭遇して逃げ出す時はコントローラーを操作したのに、馬で転送装置のあるほこらへ逃げ込むシーンはムービーだったり。この演出の違いはふーんて印象。

 あくまでプレイ途中の印象なのでまず一度クリアするまで全体評価はなんとも言えないが、面白いことは面白い。