Morning, Noon & Night

随筆みたいなもの。言えない事もあるけれど、出来うる限り人生オープンで生きていたい。2016年7月下旬からホームオーディオ始めました。

俺と音楽CD 川嶋志乃舞「紅梅センセーション」

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川嶋志乃舞「紅梅センセーション」

1. 牡丹姫

2. 津軽あいや節

3. 秋田荷方節 -BAMBI ROCK-

4. 鼓蝶

5. 津軽じょんがらQ

6. 八木節

7. FIGHTERS

 ブログなんてのはwebを使ったlogでしかない。ゆえに更新頻度なんてものは管理者である自分自身で決めるものだ。筆が乗る限り書く。だからこそ更新が止まればそこで終わりなのだ。いつ始まるともいつ終わるともしれないからこそ、タイトルに回数を記載しないのはその辺の理由が大きい。しかし全く無いと、書いてる本人も分からないので本文の一行目に記載はしておくように努力したい。

 このCDについて話をするにはまず俺から見た川嶋志乃舞(以降しのぴー)の事を書く必要があり、またそこに辿り着く前にしまだあすかの話も書かなくてはならない。

 長く書いてもいいのだが、要点をかいつまんで書くと「しまだあすかを初めて見聴きし衝撃を受け、引き寄せられるように後日彼女の出演イベントに行ってみたら、そこで出演していたのが、しのぴーだった」のだ。

 しのぴーもまだ20歳の頃だったろう。その可愛く元気な外見とは裏腹に、津軽三味線の演奏は非常に安定していてこれまた衝撃的だった。後に、この時点で既にキャリアは約15年であり全国大会で4度の優勝をした日本一経験者と知り、合点がいった。

 個人的に津軽三味線というと、だいぶ昔に日立市で行われた吉田兄弟のコンサートに行ったのと、近年では盲人の津軽三味線奏者 踊正太郎 氏の演奏を何度か間近で見聞した事くらいしかなく、女性の津軽三味線奏者を生で見たのはしのぴーが初めてであった。(知識としては、はなわちえを知っていたものの、これまた後にしのぴーと同門である事を知る)

 それ以降、1年半少々か。茨城県内の出演イベントにちょくちょく応援に行ったりしていた。現在は諸々の諸事情が重なり約1年近くイベントに顔を出せていないのだが…。

 そして今回紹介の1stミニアルバム。全7曲構成。オリジナル曲と古典がおおよそ交互に、という形になる。この辺は彼女のポリシーである「温故知新」というところだろう。オリジナル曲は聴いてほしいし、そこから拡げて古典も是非聴いて知ってほしい。

 個人的に最も注目すべきはやはりオリジナル曲。

 「牡丹姫」はキラキラしたイントロから始まり、心地よいテンポで動き出す。曲の基準であろう津軽三味線と低音。それらはセンター位置で鳴り、シンバルや鍵盤でステレオ感を出している。これぞオープニングといった趣で、このアルバムの1曲目に相応しい。

 「鼓蝶」での要注目は「鼓」の音だと思う。自己主張は弱い感じだが、要所要所で顔を出してくる。曲自体もノリが良い。

 「FIGHTERS」を聴いてイメージするのは、良い感じで終わった映画のスタッフロール。明るい未来を予感させる。

 

 改めてアルバム全体を通して聴いて思った個人的にイマイチなところ

・2、3、5曲目は広いところで録音したのか反響音みたいなのを感じるのが少し気になった。

・7曲目は津軽三味線の音質がイマイチに聴こえる。

・1、4、7曲目で使われているバスドラムやベースっぽい低音は俺にはボワボワ音に聴こえるだけなのであんまり好みでは無い。

 津軽三味線をCDに落とし込むのは本当に大変だと思う。バチを思いっきり叩きつける力強い音と、ソフトタッチで爪弾く繊細な音。そのダイナミックレンジの広さを上手いことCDに入れるのは容易ではないだろう。素人目にも安易にコンプレッションをかけてしまったらナニコレ感が出やすいのはわかる。

 しかしそういうのは置いておいて(音質を語る前にまず曲を楽しむ、音楽が大事)、やはり機会があれば聴いてほしいし、ライブにも行ってみて生演奏を見てほしい。津軽三味線は生演奏を聴くのも醍醐味の一つだ。

 レーベルが変わる前の作品なので、おそらく再生産はないだろう。流通在庫のみと思われる。

 

Webサイト: 川嶋志乃舞 OFFICIAL WEB SITE

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