Morning, Noon & Night

随筆みたいなもの。言えない事もあるけれど、出来うる限り人生オープンで生きていたい。

音楽の凄いところ

というのは確かにある。もちろん、文章や映像でも感動して涙する事はある。

しかしそれらはある程度の時間を要する事が多い。

映画なら90分や120分くらい、文章も概ね本の終わりが見えた頃、どちらもけっこうなものだ。

ところがどっこい、音楽なら概ね数分で済んでしまう。下手をするとイントロが鳴り始めた矢先に泣いてしまうケースもある。

この辺の一瞬で来る感動というのは、絵画や写真にも通じる。

見た瞬間、聴いた瞬間に、余計なフィルターを通さずダイレクトに飛び込んで来る。それは文章や映像での時間かけて作られる感動とは別種のものだ。どちらも素晴らしいが、時間が短い方が手早さもあり、それがたまらなくて、やみつきになる。