オーディオ巡礼
五味康祐氏の50年前のオーディオに関するエッセイを読んでいて思うのは、今も本質的に変わっていない、と言う事。
結局は先人と同じ道を歩んでいるような気がして、それは果たして進歩してるのか否か…。
「ティンパニーがうまく鳴れば、ティンパニーのよく聴こえるレコードばかりを集めたくなるのは人情だ。音楽鑑賞の本質から、それが、どれほど君自身を毒して行くかを言っておきたい。」
「一応の水準で鳴っているなら、装置に金をかけるよりレコードを1枚でも多く買いたまえ、名曲を聴きたまえ。さんざん装置に金をかけた私が自分の愚かさを痛感して、これを言う。」て、49年前の言葉かよって思うくらいに今も生きてる名言だな…。
まだ序盤なのに俺は深い感銘を受けてる。