凹む
ショックを与える物は存在しない。ショックを受ける人がいるだけである。
人間だれしも間違いは犯すもので、取り返しのつかない大失敗はともかく、取り返しのつく失敗なんてのはザラにある。
あるのだけれども…やっぱり自分がやってしまうとそれなりのショックを受ける。大抵の失敗なんてのは指摘されて気づく程度のレベルでしかなく、それゆえにショックを受ける。
しかし、なんで自分はこれほどショックを受けているのだろうと考えてしまうほどのショックというのはなんだろう。
もしかして自分は目の前の出来事を必要以上に拡大して受け止めていないだろうか。
過小評価は良くないが、過大評価もまた良くない。
起きてしまったのはどうしようもないし、とりあえず解決はした。
この帳尻は今後なにかしらで埋めればそれでいいんじゃないかと。
失意の余り、今夜は久々に酒でも飲もうかと思っていたが、やっぱりやめておく事にする。今回のことを少しでも忘れないために。
人生に無駄はない。