Morning, Noon & Night

随筆みたいなもの。言えない事もあるけれど、出来うる限り人生オープンで生きていたい。

窓用エアコンを使う理由

俺が窓用エアコンを使う理由は
・自力で設置が可能だった(工事費が浮く)
・本体金額が壁掛けより安い(初期投資額が少なくて済む)

・100Vコンセントで動く(上記の工事不要・自力設置に繋がる)
の3点が大きい。

確かにインバータは無いから壁掛けよりも電気代単価は高い。けど概算では大体が年間電気代という全体でしか見てない。その基準は誰だ。少なくとも自分の基準では無いので参考にもならない。
また、冷房専用ならせいぜい夏前後しか使わない。使用時の単価が高くても、使わない時期の方が長いので平均値は当然下がる。

俺から見た利点は
・基本的に壁掛けよりもパワーが無いので、壁掛けよりも冷風を寒く感じる事はそれほど多くない。
・扇風機と併用すれば効率は上がる

・上記により、部屋を冷やすというよりも、部屋が暑くならないようにする物だと割り切る

・金額が安いので万が一壊れても使い捨て感覚で次のを買いやすい。最初の修理か買い替えかを悩む必要が無くなる

まぁ、3〜4万円あれば買えるのがとても良い。壁掛けじゃあ本体や工事費考えたら最低10万円くらいは見ておくべきだろう。高性能はもっと価格が上がるし。価格差の分だけ電気代を回収するのに実使用時間で何時間かかるか考えてみるのもいいんじゃなかろうか。エアコンの使用頻度そのものが多く無いなら窓用も選択肢としれ有りでしょーよ。

動作音は壁掛けよりもするけど、壁掛けで本当に静かなのはやっぱりハイエンドクラスになるので、そこまでお金を出したくはない。

AppleWatchを使って1年と2ヶ月時点での思うところ

AppleWatchの1stを昨年3月に購入してから1年と2ヶ月ほど使用している。

昨年8月末に突然謎の不具合が発生して動作しなくなり、保証期間内による新品への無料交換を1回しただけ(故障原因は通知してくれなかった)で、それ以外は特に問題もなく、ほぼ毎日欠かさず使えている。

俺の使い方では頻繁に画面表示しなければバッテリーは軽く24時間近くは持つので、こちらも問題は無い。寝る直前にiPhoneの充電とセットでAppleWatchも充電すれば日々の電池切れの心配は無い。これは購入前の予想通り、充電対象が1台から2台になっただけでは手間の負担増も皆無。個人的にはiPadの充電もあるので3台くらいまでは手間と感じないので問題は無い。

購入時の注意点はベルトかなと。ウーブンナイロン目当てで購入したけれど、ナイロンは長期間のうちに汗が染みるのでマメに洗う必要はあるし、使い込むと汚れるし、擦り切れる。染みたり臭いがついたりが嫌ならば、シリコンか金属バンドにした方が確実。もしくはマメに交換するとか。購入時と同じバンドを使い続けるという意味ではウーブンナイロンはオススメしない。

まぁ、最近はサードパーティ製の実売¥1,000や¥2,000程度の安いバンドもあるので、それらの品質に納得できるのであればダメになったら交換てのも選択肢としては有りだと思う。俺もウーブンナイロンバンドの臭いが少しずつ我慢できないレベルになってきたのでサードパーティ製の金属バンドを注文している。許容範囲の品質なら良いのだけれど、どうなることやら。

俺のAppleWatch用途は相変わらず、心拍数測定に電話やメール・アプリの通知メインと時計としての機能、それから天気予報とカレンダー・スケジュール、日の出や日の入り時間とかまぁその程度。無くてもなんとかなるが、有って自分から積極的に活用するつもりなら便利。金額分の価値はあると思ってる。

第3世代のAppleWatchはどこが進化するんだろう。高血圧者としては、早く血圧測定機能を付けて欲しい。

映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)

リニューアルしたHuluにて字幕版を視聴。現在MARVEL特集をしてるようだ。

思えば前作「アベンジャーズ」は劇場で観たものの、今作は劇場公開時に観なかったなと。

正直に言えば前作の時点でお腹いっぱいだったっす。まだ伏線があって、もっと話を広げられるのは分かってるんだけど、別にいいかななんていうのもあったり。仲間割れしかけるけれど、最後は一致団結で敵を討つのは集団ヒーローものの黄金パターンだしね。

映画もドラマも人気(利益)が続く限りシリーズが継続するのはハリウッドのお約束なので、それが自分の好きな作品だと嬉しいってのも分かる。逆に好きな作品が続かなくて残念というのもある(個人的にはナイトライダーNEXTとか)。

内容的にはアベンジャーズだねって感じで特に言う事はない。多くの邦画と違って、ちゃんと練られた脚本だし。

暴走野郎のハルクが作品を重ねるたびに少しずつ暴走しつつ理性的な面を出してるのは、暴走野郎という初期設定が尾を引いて扱いに苦しんでいるのが見える。大きな連作物で同じキャラが毎回ワンパターンの行動をしてれば普通は飽きるからな。

あと、リニューアルしたHuluの問題だろうけど字幕の表示タイミングがおかしいところが何ヶ所かあってそこが気になった。

上述したように今はMARVEL作品特集してるので、まだ観ていない作品を観るのも良いかもしれない。

俺も観てない作品がそこそこあるので観たいのだけど、観る気がなかなかね…。ヒーロー1人でもストーリーはあるし、全員集合でも話が進むので、結果として多作になって、追いかける気の無い人には遠い存在になってしまうのが超大作の難しいところ。DCもバットマンやスーパーマンワンダーウーマンだフラッシュだでなんとか盛り上げようとしてるのは分かるのだけど。

 

余談だけどHuluのユーザーインターフェースは以前よりはマシだと思う。不慣れなのもあるだろうけど、Netflixより使い辛い気はするけど結論は今後の慣れ次第か。

DACメモ

日本国内で手に入りやすい現行AVアンプのハイエンド機で使われているDACを調べてみた。

DENON AVR-X7200WA

-> AK4490EQ * 7基

備考: マイナーチェンジ前のX7200Wで使われていたので変更無しと推測。7基もあるのは2ch出力だから数を揃えて対応。

 

YAMAHA CX-A5100

-> ESS ES9016S * 2基

備考: DACが8ch出力なのでチャンネル数的には2基で充分にカバー可能。

 

Pioneer SC-LX901

-> ESS ES9016S * 2基

備考: DACが8ch出力なのでチャンネル数的には2基で充分にカバー可能。

  

細かい機能までは比較していないが、よく目にするであろうスペック的には近似な印象。

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ただ、ES9016Sは8chでこのスペックなのでちょっと飛び抜けているとも言える(AK4490は2chなので比較するとなおさら)。

 

俺は現在DENON AVR-X2300Wユーザーなので、発表されたDENON AVアンプの使用DACリストを下記にまとめる。

AVR-X2300W PCM1690 *1基 (2016年5月発表)

AVR-X1400H AK4458VN * 1基 (2017年5月発表)

AVR-X2400H AK4458VN * 2基 (2017年5月発表)

AVR-X4300H AK4458VN * 2基 (2016年9月発表)

AVR-X6300H AK4458VN * 2基 (2016年9月発表)

AVR-X7200WA AK4490EQ * 7基 (ベースのX7200Wが2014年11月発売)

この流れでいくと個人的には年末にはX7200WAの後継が出てもおかしくはないと思っている。カメラの世界じゃハイエンドは3年くらいで後継出る事が多いので。

じゃあX7200WAの後継どうなるか。

正直、AK4490からAK4458になる事は無いかなと。

S/Nが120dB -> 115dBになり、THD+Nは-112dB -> -107dBとなる。

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聴感上で良くなるのなら構わないと思うが、DACの位置づけから考えるとそうはならない気がする。

AK4490からの進化系で行くならばAK4492/AK4497がある。AK4492はポータブル向けのようなので、ホームには来ないだろう。となると、AK4497が考えられる。

AK4490からAK4497になると、どちらも2ch出力であり、S/Nは120dB -> 128dB、THD+Nは-112dB -> -116dBへとなる。

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わざわざマルチch出力のDACに載せ換えるよりは設計変更も少なそうだ。その分だけチューニングに時間を当てられると思う。

 

ピュアオーディオで使われるような、モノラルアンプを2個並列にしてステレオ化するような意味では、複数チャンネル出力できるDACに頼らず、DACそのものを複数配置して互いに干渉の可能性があるチャンネルを物理的に分けてしまうのはまぁわからんでもないけど、そう言う観点から見るとDENONはまだ愚直なのか。

DACそのものが音質を決めるわけではないけれど、良い高性能DACを選ぶからには回路設計もそれなりに優秀であろうと個人的には思いたい。

そしてDACの性能が低いと回路やその他の設計だけではカバーできない。だからDACの性能は高いに越したことはない。全てにおいて高品質でなければ上は目指せない。

X2300Wを購入してまだ半年だけど、X7200WAの後継機が気になるこの頃。

本日回収のCD

今日もまた、資金捻出で食費を削る。

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capsule「Sugarless GiRL」 

 あー、もう。中田ヤスタカの曲は好きだぜ。

 

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 チャーリー・パーカー没後10周年ライブ「3/27/65」 

音源は1965年3月のライブ。

24bitリマスタリングのおかげなのか、結構綺麗に聴こえる。一部、録音状態の良くない箇所もあるが。そこを我慢できるか納得いかないかで評価が分かれそう。

物が捨てられない

俺はアニメ・漫画・音楽・映画・小説・ゲームなどなど、少なからず芸術が絡むものはなかなか捨てられない性格なんだよね。

その理由を自分なりに考えて、ふと思ったのは「時代によってお金の価格的な価値は相対的に下がるけれども、作品単体で見た場合の価値は色褪せない」という事。

過去の物は確かに古臭く感じる事はあるけれど、それだけであって、決してダメなものではない。

情報をまとめた本とかは価値が下がる事はある。それでも、資料的な価値としての存在意義は残るわけで。

古いものを簡単に切り捨てられる人は未来に向かって邁進すれば良いし、古いものへの探究心がある人は過去を見つめ続ければ良い。

そして、新しいものと、古いものの両方に価値を見出してしまう人間は、それら両方を抱える必要があるのかもしれない。

映画「セッション」(原題:「Whiplash」、2014年)

Netflixにて日本語吹替5.1ch版を視聴。

これはblu-rayで再度見たくなる。音楽映画だから高音質で聴きたいんだよ。

クライマックスで最高に盛り上がるから、スタッフロールは淡々と。

内容的には、「音楽に人生を捧げている人間は、個々によって主張も違うから、やはり互いの音楽そのものでしか語り合えない」という印象。そういう世界もあるよな、という気になる。

自分のしている事に自信や誇りを持たなければ、対峙する相手に付け入る隙を与えてしまう。

ジャズも好きだし、映画も好きな自分としては、とても良い映画だ。

映画「EX_MACHINA」(2015年)

日本版blu-rayを英語(5.1ch/DTS-HDマスターオーディオ)で視聴。

人間と人工知能、人間同士の心理戦の描写がとても良い。台詞は多くなく、音も静かで終始緊張感を演出している。個人的には「2001年宇宙の旅」を思い出した。ジャンルはちょっと違うが。

話題になっているのを見て内容を調べず、勢い興味本位で買ってみたけれど正解だった。

人工知能チューリング・テストに興味があればより楽しめるSF作品だと思う。

主要キャラ3人と脇役1人で話が進むのだけれど、特に唯一の脇役であるキョウコというキャラが美しかった…。

映画「美女と野獣」(エマ・ワトソン主演、吹替版、2017年)

上映回数が若干減って来たぽいので観て来た。

なんというか、個人的に文句の付け所がほぼ無い映画だったなと。

1991年に公開されたディズニーのアニメ版は今見ても素晴らしい出来なのだけれど、その26年後にディズニー自ら実写化して公開。作品の色が褪せるどころか、新しい魅力が発見できるような素晴らしい作品だと思う。

映像はとても美しいし、アラン・メンケンの音楽も素晴らしい。映画そのものの尺も長くなり、シナリオがより深く骨太になっている。

1991年アニメ版は約90分という尺もあり、テンポよく話が進んで飽きないままラストまで駆け抜けるのだけれど、今作は約130分と40分増えている。そこに追加のシナリオが入り、ストーリーに深みを増しているのだけれど、全体としてのテンポよく話が進む点がスポイルされていない。やはり約130分全編通してスムーズに話が進む。言わば、無駄なシーンが無いんだよね。そういう意味では昨年の「シン・ゴジラ」を思い出した。

今回は吹替版であったけれど、声優陣はとても良い仕事だったと思う。日本語版の歌も充分に素晴らしい。再度字幕版でも観たいし、最低でもblu-ray版の円盤は俺の購入予定にノミネート。UHD版が出るならなお良し。

1991年アニメ版が好きか、ディズニー映画が好きならもう観るしかないと思う。

 

[余談]

2014年公開のフランス・ドイツ合作版「美女と野獣」も思い出したけど、あちらはそもそもの原作をベースとしつつ大人向けと映画して良くできている。ただ、当時は予備知識無く観たので91年アニメ版と比較してコレジャナイ感があった。しかし比較する事自体が間違いなのだと今は思う。映像はフランス映画らしい美しさもある。

また、原作ファンをうならせるような実写化に必要なのは原作リスペクトと、実写化にあたってきちんとしたビジョンを描き、相応のコストを費やす事でもあると再認識。そこが邦画には無い点だ。予算は少ないからそもそも原作再現は無理であり、予算内に収めるため原作の設定を一部だけいじり回して使い、独自設定でツギハギ、映像や演出面は小手先でごまかす。結果として、それっぽい別物ができる。

我思う

自分にとって何らかの物事が来そうな時には、先手か布石を打っておけ。面倒だと思うものなら尚更。

アカギの名言の一つである「なんでもっとスカッと生きねぇのかな」を思い出す。

その場しのぎの対応は、臨機応変ではあるけれど、その行為の行き着く先まで考慮した上での対応か。

不信感とか気狂いとか

アプリケーションを使って良い理由や、使ってはダメな理由が明記されていないホワイトリストって、何を根拠に信用できるって言うんだ…。

職場のフロア内で飲み物が飲めるのは一部のコーナーだけで、お菓子はOKだが食事はNGという謎ルールもある。食堂は人が多いので絶対に近寄りたくない俺は、「昼食にお菓子を食べる」か、「飲み物をたらふく飲んで腹を満たす」か、「そもそも昼食を摂らない」の三択があるけれど、どれもまともではないな。

理解できないルールを押し付けられる事の理不尽さは辛い。誰に問い合わせればいいのか全くわけわからないし。

邦画「ラヂオの時間」

1997年公開。
登場人物の大半が保守的でその場しのぎの対応をしていく様が後半まで続いて、終始イライラしっ放しだった。

作品そのものより、劇中のプロジェクトにおいて強力なまとめ役、リーダー格がおらず問題をたらい回し続ける日本人的立ち回りが、いら立ちの原因だろうなぁ…。今の俺にとってそれはとても受け入れ難い話だ。

三谷幸喜作品て、合わない時は合わないよなぁと改めて感じる。

2011年の「ステキな金縛り」や、2015年の「ギャラクシー街道」はシュールさが逆に好きだったけれど。

邦画「ハッピーフライト」

2008年公開。

きちんと見るのは初めてかも。

飛行中に異常発生でUターンするだけという地味な物語を飽きさせないのは脚本の妙というべきか。

裏方スタッフ達の働きぶりを描いているのも良い。

エンディングクレジットでジャズを流してるのは個人的に好き。

矢口監督作品は「スウィングガールズ」「ロボジー」なんか観たけれど、派手さはないが人間模様とか良い感じの脚本を書く人だなという印象を持ってる。

勘弁して欲しい

メールで済む内容の話を、わざわざ相手の時間を直接奪う手法である電話してくる人は何を考えてるのかな…と。

相手としては直接言うべき内容かもしれんが、だったら内容を念のため後ほどメールでも再送すべきだと思うんだけど。

電話「のみ」では通話内容のエビデンスが残らないから、「言った・言ってない・忘れた」があるというのが理解できてないんだろうなぁ。

電話なんてベルが特許取得して軽く100年以上だし、電子メールだって使われ始めて半世紀以上経過してるのだから、別に新しくもなんでもないじゃないか。使うなというわけじゃないけれど、もっと色々便利なツールがあるのだから積極的に活用しようよ。と言いたい。

悪く言えば古臭いんだよね。