Morning, Noon & Night

随筆みたいなもの。言えない事もあるけれど、出来うる限り人生オープンで生きていたい。

邦画「ラヂオの時間」

1997年公開。
登場人物の大半が保守的でその場しのぎの対応をしていく様が後半まで続いて、終始イライラしっ放しだった。

作品そのものより、劇中のプロジェクトにおいて強力なまとめ役、リーダー格がおらず問題をたらい回し続ける日本人的立ち回りが、いら立ちの原因だろうなぁ…。今の俺にとってそれはとても受け入れ難い話だ。

三谷幸喜作品て、合わない時は合わないよなぁと改めて感じる。

2011年の「ステキな金縛り」や、2015年の「ギャラクシー街道」はシュールさが逆に好きだったけれど。

邦画「ハッピーフライト」

2008年公開。

きちんと見るのは初めてかも。

飛行中に異常発生でUターンするだけという地味な物語を飽きさせないのは脚本の妙というべきか。

裏方スタッフ達の働きぶりを描いているのも良い。

エンディングクレジットでジャズを流してるのは個人的に好き。

矢口監督作品は「スウィングガールズ」「ロボジー」なんか観たけれど、派手さはないが人間模様とか良い感じの脚本を書く人だなという印象を持ってる。

勘弁して欲しい

メールで済む内容の話を、わざわざ相手の時間を直接奪う手法である電話してくる人は何を考えてるのかな…と。

相手としては直接言うべき内容かもしれんが、だったら内容を念のため後ほどメールでも再送すべきだと思うんだけど。

電話「のみ」では通話内容のエビデンスが残らないから、「言った・言ってない・忘れた」があるというのが理解できてないんだろうなぁ。

電話なんてベルが特許取得して軽く100年以上だし、電子メールだって使われ始めて半世紀以上経過してるのだから、別に新しくもなんでもないじゃないか。使うなというわけじゃないけれど、もっと色々便利なツールがあるのだから積極的に活用しようよ。と言いたい。

悪く言えば古臭いんだよね。

信頼関係とは

会社間で信頼関係が出来ているのと、社員・従業員個人として相手会社を信用・信頼できるかどうかは当然別だ。

向こうは契約前にこちらの経歴諸々を調べたりするが、こちらには相手会社の情報などいくら待っても来ない。情報を出さない相手を信用するなんてどうかしている。平和ボケで頭がおかしいのだろう。

会社としての歴史や知名度など個人には関係ない。あくまでこちらから見て信用できるか否かだ。

特に中小企業なんかは上場企業ではないので有価証券報告書の義務は無い。小さい会社が律儀に決算公告してるところも基本無い。そういう意味では会社の経営がどこまで健全かは怪しい。真実を知るのは一握りの者だろう。

だいたい秘密というのは「知る必要が無い」か「知られてはまずい」かのどちらかだ。性善説の狂信的な信者でなければ、だいたい後者の印象を持ってるはずだ。陰謀論はそういうところから出てる。

というわけで、帝国データバンク様様なのであり、お世話になってます。

会社と従業員・社員の関係

結果が全てでは無いけれど、物事を外から把握するには結果しか無い。外からでは過程は見えない。

会社にとって労働者は労働者でしかないのか。

単に仕事を割り振ってやれば終わりなんだろうか。

労働者に対して会社は適切なサポートをしてくれてるのか。

適切なサポートとはなにか。

新しい出向先が決まっても、通勤するための諸々の契約等を当人に丸投げするのはどこまで適切か。プライベートな時間を消費させても、それに対するコストは貰えない。それは適切か。

技術者が技術の勉強でカンファレンス等に行く事もままならない。それは適切か。

仮に劣悪な労働環境だったとしても、いち雇われ会社から契約会社経由で出向先会社へクレームを挙げたところできちんと改善されるのか。そもそもそんな回りくどい伝言ゲームで相手まで届くのか。

労働者も会社も、美辞麗句をどんなに並べても、結果が全てという事で、互いにめんどくさい事に相違は無い。分業が進みすぎて、歩み寄って話をする場も機会も時間も無さすぎる。

基準の問題

複数人以上いて似たような事をやっていれば、当然程度違いや優劣の差のようなのは出てくる。

その時に基準をどこに引くか。

下に引けば上の優秀な連中はもどかしさで不満を持つし、上に引いたら下のボンクラ連中が付いて来れない。真ん中に引けば上下の端にいる連中が消えて凡庸なのが残る。

会社は会社として、どこに線を引くかを表明しなければ、煮え切らない姿勢そのものに対して不満が溜まるわけでな。

選択権は無い

いくつかの会社で最悪な印象だったところでの仕事をさせられそうな流れなのでモチベーションとしては最悪に近い…。

ま、複数の会社を回った後で個人的にどの案件を希望するかという相談も来なかった時点で嫌な予感はしてた。

会社という組織に属する以上は選択権は無く、あるのは抵抗の意思表示として退職する事くらいだな。

臨時福祉給付金

ひたちなか市役所から臨時福祉給付金の申請書類が来た。

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要するに「君は貧乏(低所得)で臨時福祉給付金の対象者だから、申請したら少しお金を返してあげるよ」と言う事。

ありがたいと言えばありがたいし、改めて自分は低所得者なのだという事を再認識させられるとも言える。

名誉毀損についてのメモ

http://toyokeizai.net/articles/-/168111?page=2

名誉毀損が成立するケースとは

では、どのような書き込みが名誉毀損として違法と評価されるのでしょうか。最高裁判例から引いてみましょう。

まず名誉とは、「人の品性、徳行、名声、信用等の人格的価値について社会から受ける客観的な社会的評価」のことであり、この社会的評価を低下させる行為が民法709条に基づいて名誉を毀損させる不法行為を成立させ、損害賠償の対象ともなります。

ただし、社会的評価を低下させる行為であっても

ア) 当該情報が公共の利害に関する事実であること
イ) 当該情報の掲載が、個人攻撃の目的などではなく公益を図る目的に出たものであること
ウ) 当該情報が真実であるか、または発信者が真実と信じるに足りる相当の理由があること

の3つの要件をすべて満たした場合には、行為の違法性がないと評価され名誉毀損が成立しません。

さらに、社会的評価を低下させる事実を述べた場合ではなく、ある事実を基礎として意見ないし論評を表明したという場合も上記ア)~ウ)の要件を満たしていれば、表現が人身攻撃に及ぶなど論評としての域を逸脱したものでないかぎり名誉毀損としての違法性はないとされるのです。

通常、企業に対する口コミやレビューは、多くの人の利害に関することですからア)の要件を満たしますし、純粋にその企業を攻撃する目的でないかぎりはほかの人に役立つ情報になりますのでイ)の要件も満たすことになります。

うーん…

会社だからとか、ビジネスだからとか、言葉の上ではわかるけれど、だからと言って頭数合わせで各社の過剰人員を融通されちゃうと現場の人間は長続きしないと思うんだが…。

まぁ、それでも構わないという人はいるのだろうし、それは嫌だという俺もいるのだろうけれど。

 

それはそれとしても、よくわからんところに一人連れて行かれて、いつの間にか周りだけで勝手に話が進んでしまってて、それは今日一番のイラっとしたことかな。

強引さもまたビジネスの手法の一つかもしれんが、それが通じる相手もいれば、通じない相手もいるよなぁ。

言うは易し、行うは難し。

凶悪犯罪が起こるたび、時折「死刑にしろ」という発言を見かける。

それはそれで良いと思うし、個人的にも死刑制度そのものに反対ではない。

ただ思うのは、「誰が死刑を執行するのかなぁ」という点。

自然死以外は直接的か間接的に人間が関わる可能性があるわけで。

死刑を命じる人もいれば、執行役の人もいる。直接手を下すにしても、機械で殺すにしても、やはりきっかけを作る人はいる。餓死にしても誰かが食事を与え無い事で起きるし、病死でも誰かが意図的に何かしらの病気にさせる事は有り得る。注射のようなものを複数人で同時に、というのも確率が減るだけでゼロになるわけじゃあ無い。

自ら進んで執行人に志願する人がいたとして、そいつは信用できるのか。死刑囚以外の、罪の無い人々を狙うことは絶対に無いと言えるのか。

このご時世、個人の正義で他人を殺すのも御法度だ。

ほんと難しい。

感覚

電源フィルターでノイズを除去すると音が良い方向へ変化するのは体感でも実感でも良く分かった。少なくともオーディオに関しては。

じゃあビジュアルではどうなのか。

試しにTVを繋いで見たけれど、あー、うん、ちょっと違うな、と。

検証したわけでなく、私見だが、良くなっている。画質の変化より、バックライトの明るさの変化が大きい気がする。画質自体は変化がわからん。デジタル入力をデジタルで処理してデジタル出力しているから大差は無いと思う。仮にあったとしても、エラー補正で収まらない範囲ではなかろう。収まらなかったら、破綻してしまう。

現状の感覚的な結論を言えば、「デジタルからアナログに変換する処理(DAC)において、電源ノイズの有無で影響が出ているのでは無いか」という可能性を感じる。デジタルはエラー補正が有る限りノイズには強いし、アナログはそもそもノイズに弱い。そう考えるのは自然じゃないかなぁと。

Netflix

やはり気軽・手軽に見られる事の利点は本当に凄いなと感じる。

レンタル店までわざわざ借りに行って、返しに行くという行為が無いだけでどれほど時間の節約になるか。

画質・音質はblu-ray DISC版と比べてしまえば当然劣るものの、上記のメリットも考えれば許容範囲。画質はHD版ならDVDより高画質だし、音質も同等以上の水準と感じる。比較せずに「これです」と出されても別にと。不満はあっても文句は無いだろうな

個人的に一番大きいメリットは、Netflixで気になる作品を見て、気に入ったらDiscメディアで購入するというのができる事かなと。

オーディオとISOTEKの電源フィルター

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ISOTEK EVO3 AQUARIUSを世話になっているオーディオ屋から購入。

イギリスのメーカーであり組み立てもイギリスの製品だったので、EU離脱が告知される前にということで2月の時点で注文をそれとなくしていた。

先週末に受け取ってまだ1週間も経過していないが、とりあえず書く。

まず、製品そのものの話。俺が伝え聞いただけであり、裏も取っていないのでどこまで本当かは未確認。

一部の重要な部品がドイツ製ではという話だったのでEU離脱関係の影響かゴタゴタしているとの噂。具体的にはEU加盟国から部品の供給が渋られるのでは。と。

それはEUでの組み立てで解消しようとしてるという話も。根拠としてはこれまで製品が梱包されているダンボールにイギリスのマークが無いものがあるようで、実際の製品にもアセンブルEUとある。これについては確認。うちのがそうだった。

ただまぁ、EU生産になったからか、中身についてはこれまで以上にブラックボックス化されてしまったようだ。

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ご覧の通り、念入りに真っ黒にされている。これを見ただけで分かるのは、公表されているフィルターのイメージ図と大体同じ、という事くらい。それ以上は全く見えない。

秘密があるから隠しているのか、無いから隠しているのか、皆目検討つかない。

 

・使った感想や印象

良い。これに尽きる。

よくある「ベールを脱いだような」「同じ機材なのにワンランク以上グレード上がったような」という感想が先に出て来る気持ちが本当によく分かる。分かりやすい言葉を選ぶとそうなってしまう。

アコースティック系の曲はより繊細さが出てるし、DTMなどの打ち込み系はより音のシャープさが出ている。低音もより豊かに。

宣伝文句で「世界45カ国以上で10万人以上のユーザーに支持を受けている」と謳うだけはある。

しかしまぁ、安くはない。このAQUARIUSでもミドルクラスではなく、エントリーモデルに近いとはいえ現在日本円で定価は税抜き270,000円だ。安くはない。が、その分の価値はある。

日本国内メーカーの、近い価格帯の製品よりもノイズ除去性能は上なので、値段が同じくらいならこっちを買うのは当然とも言える。

一通り機材を揃えて、さぁどうしよう?という人には特にオススメしたい。下手にメートル単価数千円・数万円以上のバカみたいなケーブルを買うくらいなら、今の機材の性能をきちんと発揮させるために電源から攻めろと言いたい。

ケーブルなんてのは製造方法や加工方法などで千差万別。物によって音が違うのは当たり前だが、高価なケーブルが自分にとって良い音を出すかは別問題だ。しかし電気は1種類しかない。違いはノイズが有るか、無いか、だ。まずそこをまともにすべきだ。

料理は水が大事だし、エンジンも燃料の質は重要だ。

オーディオにおける今の俺は、先人からオススメされる物を食わず嫌いで変に疑わず「自分で判断してみよう」と思っている時期なので、興味本位が先に来て今回の購入に至ったが、後悔はしてない。知識として頭に入っている事と、それを実際に経験して感じてみる事は意味が全く違う。

デメリットとしては、機材の性能がよりハッキリ出るので、それなりの物を使っているとその限界も垣間見えてしまう事だろうか。

逆に言えば、もっと高グレードの物はさらに良いのだろうなというのが分かってしまう。想像してしまう。そういう世界がある事を知ったら、果たして立ち止まれるだろうか(笑)。

正直に言って、俺は昨年末にちゃんと検討して買ったAVレシーバーの絶対性能がこの電源フィルターを通した事で、思ったより低いのではないかという事実に気づいてしまい、軽くがっかり感がある。そう、DENONの定価10万未満で売られているAVレシーバーにはDENONお得意のアルファプロセッシングすら載っていないのだ。

ただ、「ミドルクラスに手を出すくらいならば、ハイエンドを買う」と決めていた俺としては、5つあるグレードのうち下から2番目しか選択肢が無かったのも事実。

ここからは余談。

概算では少なくとも年内いっぱいは今回のAQUARIUSの支払いに追われるだろう。問題は来年。

次にオススメされているスピーカーを買うか、上位グレードのAVレシーバーを買うか。 

AVレシーバーに関しては余り他社は考えてない(別にDENON大好きとかそういうのではなく、自分の中の基準から消去法で残ったのがDENONなだけ)ので、可能性としてはAVR-X7200WAかその後継機種。

スピーカーの候補はJBLのLS80なんてどうよ?という話が来た。まだ手に入るのかと聞いたら、なにやらルートがあるようで。一言で言えば、蛇の道は蛇。

さらにその先はもっと上位のスピーカードライバを使用して、オリジナルのスピーカーボックス作ってワンオフスピーカーを組んでくれるとまで言ってくれちゃってるし。まぁそれは引退する頃にね〜という話で。

気に入られているのはありがたいし、お金はそれなりに失うが、得ているものもある意味では金額以上にあるわけで。

もっと頑張って収入増やさないとなぁと思う日々であり、もっと実行に移していかないとな、と。

 

使用機材と使用モード

CD/SACDプレーヤー : Pioneer PD-70

SACDはその辺の電気屋でも手に入る普通のRCAケーブルで出力

・CDはプレーヤー内蔵のHi-bitアップコンバート機能を使用して光デジタル出力

AVレシーバー: DENON AVR-X2300W

・できるだけ最高音質の追求をするためPure Directモード。

スピーカーケーブル : ONKYO モンスターケーブル NMC

・その辺の大型電気店で入手可能な、定価1m/¥1,000(税抜き)程度のもの。安すぎず高すぎず。

スピーカー : Q Acoustics Concept 20J

・市販のとはちょっと違う若干カスタマイズ品

・バイアンプ接続